みえる電話ってなに？
NTTドコモが、難聴者向けに通話相手の言葉を文字に変換して、スマートフォンの画面に表示するサービスを拡充するようです。4月から利用者枠を広げた上で新機能を順次追加し、2018年にも本格展開するとのことです。
相手の言葉を聞き取るのが難しい高齢者も多く、通話の補助を通じて、緊急時も円滑にやりとりできる環境を整えることができます。
アプリ「みえる電話」は人工知能を活用して、通話相手の言葉を音声認識し、リアルタイムで文字に変換してスマホの画面に表示する仕組みのようです。
実は、ガス漏れやクレジットカードの紛失など緊急性の高い場面を想定し、2016年10月に試験サービスを開始していました。米グーグルの基本ソフト、アンドロイド対応のスマホで使えて、約1,000人が限定で利用しています。
今までは、補聴器で聞き取りと発話ができる「高度難聴」までが対象でした。4月以降に機能を拡充し、ほとんどの音が聞こえず、発話も難しい「重度難聴」にも対応を広げるようです。難聴者らが、入力した文字を音声に変換し相手に伝える機能も設けるそうです。
現在は「050」で始まる番号を利用しているため、110番や119番に発信できないませんが、早ければ2018年にも、「090」などで始まる番号でも使えるようになるようです。
そして、人気機種iPhone（アイフォーン）への対応も進めているそうですよ。とても便利で優れた機能ですね。今後の高齢社会に役立つと思います。
実はこちらでは、富山大学和漢医薬学総合研究所が見つけた最先端のヤマイモ成分が、高齢化社会の切り札のブレインフードとして注目されています。若返りホルモンとも呼ばれる、DHEAと構造が似ていることから、食品として安全に摂取できる代替成分としても期待が高まっています。
